DevOps ハッカソン(2015年9月5日~6日)に参加しました
鈴木です。
日本マイクロソフトとしては初めて実施する、
記念すべき第一回目のDevOps ハッカソンとのこと。
ハッカソンと聞くと敷居が高そうな感じがして腰が引けてしまいますが…
大鷲さんに誘われて実際に参加してみると、
なかなかどうして、誰でも気軽に参加していいイベントなんだなと感じました。
DevOpsハッカソンの条件
- Azure を利用する
- Infrastructure as Codeと、別のDevOps手法(1つ以上)を実装する
別のDevOps手法は以下の通り(当日の資料から抜粋させていただいています)
・継続的インテグレーション
・自動テスト
・継続的デプロイ
・リリース管理
・アプリ パフォーマンスの監視
・ロードテストと自動スケーリング
・可用性監視
・変更/構成管理
・機能フラグ
・環境へのプロビジョニングの自動解除
・セルフサービス環境
・自動回復(ロールバックとロールフォワード)
・仮説に基づく開発
・運用環境でのテスト
・フォールト挿入
・使用状況監視/ユーザー テレメトリ
チーム分け
参加者が任意でやりたいテーマを発表し、
発表されたテーマの中から自分が関わりたいテーマを選んで
5~6人程度のチームが6つできました。
ハック開始
私はチーム6に所属して、
見事優勝しました!
せっかくですので、最後のプレゼンテーション資料を共有いたします。
www.slideshare.net資料内では説明がありませんが、
・Chef(4ページ目)
・Build + Deploy(5ページ目)
・Mesos(6ページ目)
がチームメンバーの役割分担で、
それぞれ2人ずつ、合計6人のチームでした。
私はMesosグループに入りつつ、構成図を書いたりプレゼン資料を作ったり
食べたり飲んだりしていました。
参加費無料のイベントなのにお昼の弁当が豪華でした…!
ちなみに参考にしたのは以下のサイトです。
How To Configure a Production-Ready Mesosphere Cluster on Ubuntu 14.04 | DigitalOcean
とにかくAzureの初期設定や、VSOに慣れるまでに時間がかかりました。
慣れてしまえば簡単なのですが、何事も最初は大変。
サーバーが立ち上がってからは、小さな問題はたくさん起こりましたが、
全体としてはスムーズにMesosのセットアップが完了。
ちなみに余計な問題を増やしたくなかったので、
AzureのセキュリティとかLinuxのファイアウォールはとにかく全開放、
権限はできる限りすべて付与しました。
DevOpsハッカソンでAzure上に脆弱性を持ったサーバーが大量に立ち上がる事案が発生。
(すみません…。
また、最後のデモでは、
・Chefによるサーバーセットアップ
・VSO(VisualStudioOnline)によるCIのチェック
・Mesos/Marathonで起動しているクラスターの確認
を行いました。
講師のDavid様、ファシリテーター、サポーターのDamien様、牛尾さま、寺田さまなど
様々な方から多大なるサポートをいただき、
完全なものではありませんでしたが、
最後にかろうじて3つのピースが組み合わさりました!
参加者の皆様、イベントにかかわったすべての方々、
楽しいイベントを本当にありがとうございました。
そしてチーム6の皆様、
近いうちに祝勝会でも開いてゆっくり語らいましょう・Д・ノ